冬期はウイルスが活性化する

special thanks toPIRO4DによるPixabayからの画像

全国的に新型コロナウイルスの感染が拡大し高止まりしているとして、Go Toトラベルキャンペーンが全国で一斉に停止になりました。これは本当に正しい判断なのでしょうか。ネットの書き込みなどを見ると、判断が遅すぎるとか、今すぐにブレーキをかけるべきだとか、意外と停止は当然だという意見が多くてびっくりしています。

これはやはり、人間の勝手なイメージが感染拡大の原因を決めつけている証拠だと思います。そのイメージを作っているのは、やはりメディアやそこに登場する権威のある人の発言だと思います。先日も、感染拡大は、Go Toキャンペーンが原因だとする医師会の方の言葉がありました。そういうのをテレビで見ると、多くの人は何も疑うことなく、そうだと頷いて、旅行で移動することが感染拡大に繋がっていると何の根拠もなく思い込むことになると思います。

実際に、旅行などの移動が感染拡大に繋がっている根拠はどこにもありません。というより、そもそも感染拡大という現象自体が、徐々に周りがウイルスに侵され、次々に人々が感染しているというイメージを与えますが、本当にこの感染拡大というのは正しいのでしょうか。今はもう12月です。コロナ騒ぎ始まったのは3月頃です。そこから9ヶ月くらい経ち、徐々にこのコロナの実態は明らかになっています。

すでにインフルエンザよりも致死率が低く、弱毒性のよくある普通の風邪なのです。冬はウイルスが活発になります。温度が低く乾燥したところで、ウイルスは活性が高くなるからです。冬になると風邪が流行ります。風邪は、風邪症候群と言われるものです。その原因の80-90%はウイルスが原因です。そのため、ウイルスが活発になるこの時期は風邪を引く人が増えます。

風邪の原因ウイルスとして、ライノウイルス、コロナウイルスが多く、RSウイルスやパラインフルエンザウイルス、アデノウイルスなどがあります。こういったウイルスが鼻腔内や気道の粘膜に付着し、細胞内に侵入し増殖をすると、鼻水やくしゃみ、発熱やせきなど風邪の症状が出てきます。ですが、ウイルスに感染してもその人の免疫の状態によって、風邪を引く人もいるし、風邪を引かずにピンピンしている人もいます。なので、風邪を全員が引くわけではないし、無症状で何も起こらない人もいます。

風邪の原因

風邪自体は子供から大人まであらゆる人がかかります。確かに、高齢者で基礎疾患を持つ人は重篤化しないように注意が必要です。ですが、それ以外は予後も良好でごく軽い病気なのです。毎年、冬になるとウイルスが活発になります。そこら中、ウイルスだらけです。鼻や気道の粘膜などにも調べてないだけで、実はたくさんいます。今、コロナウイルスで騒がれていることは、別に特別なことではなく、毎年繰り返して起こっているごくありふれたことなのです。

PCR陽性者を感染したとして、メディアは連日のように報道していますが、そもそも風邪の原因であるウイルスが何かを特定することはとても困難なことです。PCR検査自体、精度がそれほど高いものではありません。そして、PCR陽性というのは、ただそこに何らかのウイルスがあったとしても、細胞に侵入しているわけではなく、感染とは言えません。仮に感染と定義したとしても、実際には無症状の人も多く、インフルエンザにも及ばない状況だと思います。

こういった状況の中で、感染が拡大しているのは、Go Toトラベルが原因だと言っていいのでしょうか。ウイルスが蔓延し、感染が広がるのは、毎冬のようにやってきます。すでに感染は拡大し、集団免疫も作られているとも言います。一体、このような政策を続けていて本当にいいのでしょうか。

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