ガンになったら読みたい書籍 厳選7冊

もしガンになったら、大抵の場合、病院に行って治療を受けます。そこで行われるのは、ガンの三大治療です。具体的には、外科的手術、放射線治療、化学療法(抗がん剤、ホルモン療法)です。これらは標準治療とも呼ばれます。この三つに加えて、四つ目の治療として免疫療法が加えられることもあります。

病気はできるだけかからないようにしたいものです。ガンに限らず、糖尿病、潰瘍性大腸炎、慢性リウマチ、膠原病、うつ病などに罹患してしまえば、日々の生活は治療や療養をベースとしたものになり、ときに大変不便な思いをしたり、やりたいことを手放さないといけない状況になります。だから、誰しも病気のない健康な生活を送りたいと願うことと思います。

しかしながら、万一病気になったら、ただ病院にかかって言われるがままに治療を受けるだけでよいのでしょうか。もちろん病院に行き、専門家の診察や治療を受けるのはとても大切です。ですが、病気になった本人も、学ぶことが重要です。自分がかかった病気はどういう病気なのか、なぜそのような病気になるのか、どういった治療法があるのか。自分は医者や専門家ではないからわからない、とそこで学ぶことを諦めてしまったら、本来治る可能性があった道を自ら放棄してしまうことになりかねません。

学ぶか学ばないか、知っているか知らないか、これは万一病気になったとき、その後の健康を取り戻せるかどうかに大きく関わります。

そこで、もしガンになってしまったら、まず読んでおきたい書籍を紹介します。ここで紹介する書籍は、ガンになってから読みたいものだけでなく、ガンになる前に読んでおきたい書籍でもあります。

ガンになったらに読みたい書籍1冊目


まず最初に読みたいのが、藤川徳美著「医師や薬に頼らない! すべての不調は自分で治せる」です。これは、精神科医の藤川徳美先生の著書です。この書籍はガンに特化したものではありません。世の中には、ガンや糖尿病など様々な病気が溢れています。ですが、その原因はほぼ一つに集約されます。それは病気の原因は質的な栄養失調だということです。身体に必要な栄養素が不足しているため、代謝が回らずエネルギーが産生できない結果、病気になります。具体的には、「病気の原因=タンパク質不足+脂質不足+ビタミン不足+ミネラル不足+糖質過剰」なのです。つまり、糖質を抑え、その他の不足した栄養をしっかり満たしてあげることで、病気は改善するというのです。その補助として、食事だけでなくプロテインとサプリメントを上手く活用することが詳細に書かれています。藤川メソッドは、三石理論と糖質制限と海外のオーソモレキュラーを取り入れて、適宜組み合わせた方法です。分子栄養学を基本とした藤川メソッドの素晴らしい点は、質的な栄養失調をなくしていけば、いろいろな病気が治っていくことにあります。

ガンになったらに読みたい書籍2冊目

2冊目は、溝口 徹著「がんになったら肉を食べなさい がんに勝つ栄養の科学」です。
この書籍のタイトルは衝撃的です。最初にこのタイトルを目にしたときは、私も驚きました。それまで健康によい食べ物は野菜で肉類は身体に悪いと思っていたからです。世間で言われるように、欧米食の代表である肉は健康に悪く、お米や菜食を中心とした和食が身体によいという思い込みを覆された経験でした。この書籍を読んだとき、いかに常識に洗脳されていたか常識には間違いが多いかに気付かされました。この書籍に出会ったことで、大きなパラダイムシフトが起こりました。ガンは糖質が大好物です。エネルギー源として正常細胞の6倍以上もの糖質を血液中から取り込みます。そのためにガン細胞は自ら血管まで作り出し(血管新生)、糖質を取り込もうとします。また、血液中のタンパク質を取り込んで自ら大きくなろうとします。血液中のタンパク質は、アルブミンやヘモグロビンという形で存在します。ガンが血液中のタンパク質を取り込み、濃度が減少したときに食事で体外からタンパク質を摂らずに供給が滞ると、身体は筋肉を分解して、血中のタンパク質の濃度を維持しようとします。すると結果的に筋肉は減少し、どんどん痩せ細っていきます。それを防ぐためにも肉をしっかり食べてタンパク質を補給しなければならないのです。本書では、トータル栄養アプローチとしてガンになったときに摂取すべき栄養素の解説や、オーソモレキュラー療法という一般的な治療ではないですが、細胞レベルで必要な栄養素を至適量にすることで疾患から回復を図るという栄養療法をわかりやすく説明してあります。今までの刷り込みを払拭するのには最適な書籍です。

ガンになったらに読みたい書籍3冊目

3冊目は荒木 裕著「ガンを自宅の食事で治す法: あなたはあなたが食べたものそのものです You Are Just What You Eat.」です。この書籍も明快なタイトルで大変分かりやすいです。ガンを自宅の食事で治すと聞いて、そんなものではガンは治らないと思い、読まないか、ガンが食事で治せるなら自分でも治せるのではないかと思い、本書を手にとるかでその後の回復の程度や健康状態は大きく左右されます。ガンを治す食事とは徹底的な断糖食です。ガンは糖質をエネルギー源とします。そのエネルギーの供給を断ち、ガンを成長させないという戦略をとります。一時期、糖質制限が流行りました。病気の治療というより、ダイエット目的の健康法として広まった印象があります。その後、健康によくないなどで否定的な意見も多く聞かれるようになりました。確かに筋肉の少ない女性は低T3症候群にならないようにするなど、気をつける点はありますが、断糖療法は理論に基づいた有効な治療法です。なかでも荒木式は今まで知った方法では一番厳しいです。ブラックコーヒーさえNG食材とされています。コーヒー豆を挽いて中身の糖質を剥き出しにして熱湯を注ぐため糖質が入るからだそうです。また、糖質を断つだけでなく、動物性のタンパク質と脂質をしっかり摂ることが荒木式断糖療法となります。食事療法は、本人の意志や食材への知識などでどこまで実行できるかが決まります。健康になる覚悟を持った方は、ぜひ一読をおすすめします。

ガンになったらに読みたい書籍4冊目

4冊目は、小林平大央編集「ガン治療革命: 最先端医療はここまで来た! 予防&寛解のための最高の選択をする!」です。ガンに罹ると多くは病院に行き、三大治療(手術、放射線、化学療法)を受けます。それで完治すれば問題ありませんが、治療しても良好な経過をたどらず、最終的には治療法がなくなり緩和ケアを紹介されることが少なくありません。もう打つ手がないと告げられるガン難民と言われる方々は年間60万人いると言われます。これはガンが標準治療と呼ばれる三大療法だけでは太刀打ちできない状況を示していると思います。本書では、標準治療がいかに工夫のない通り一遍のやり方ばかりで、患者を苦しめる結果になっているかを力説します。その背景には混合診療禁止という日本の医療制度も関係しています。保険診療では、標準治療とその他の代替療法を併用できないという障壁があります。実は標準治療以外に様々な代替療法があることを知っておくことはとても大切です。本書はその重要性を強調し、いかに多くの選択肢があるかを啓蒙してくれます。多くの検査法や治療法を紹介してくれるだけでなく、ガン予防からガンから回復するアプローチまで、とにかくガンになる前から知っておきたいことばかりです。本書が提供する情報を知っていれば、ガンに対する恐怖心も消えるのではないでしょうか。

ガンになったらに読みたい書籍5冊目

5冊目は、中町ゆかり著「ガン、難病患者が行列する《陶板浴》のすごい免疫力」です。
ガンの治療法の一つに温熱療法があります。これはガン細胞が41℃以上で死滅するという性質を利用したものです。一方、正常細胞はガン細胞が死滅する温度でも影響は受けません。よく体を温めると健康になるといいます。これは体内で働く酵素の活性が37℃くらいで高くなるためです。酵素の活性が高くなるということは、それだけで体内での化学反応が活発になり、代謝がよくなることを意味します。逆に低体温は身体にとってよい状態ではなく、ガンやその他の病気の原因の一つとも言われます。ガンの温熱療法には、ハイパーサーミアという保険適用の治療法があります。民間療法では、三井温熱療法という患部に熱線を当てて治療する方法もあります。本書は、抗酸化陶板浴を使った温浴施設への取材がベースにあります。抗酸化陶板浴とは特殊な複合培養液を練り込んだ陶板の上に寝て温浴をするという単純なものです。ですが、本書に記述された症例を読むとその温浴効果の凄さが伝わります。ガンや難病患者が多く通い、回復される体験談は読むだけで熱い思いにかられます。実際、私はこの書籍で陶板浴に興味を持ち、自宅でもできる陶板浴を購入しました。陶板浴は体温を上げて、免疫力を向上させる方法として、病気の有無や種類に関わらず知っておいて損はしないと思います。

ガンになったらに読みたい書籍6冊目

【中古】人生100年の健康づくりに医師がすすめる最強の水素術

6冊目は、宮川路子著「人生100年の健康づくりに医師がすすめる最強の水素術」です。
近年、水素の健康効果が認知され、水素に関する書籍も増えてきました。おすすめの水素関連書籍はいくつかありますが、ここでは、宮川路子先生の「人生100年の健康づくりに医師がすすめる最強の水素術」をご紹介します。水素が注目されるのは、様々な効果があるためですが、中でも水素の抗酸化作用は素晴らしいものがあります。人は生きている限り、常に活性酸素による酸化ストレスを受けています。病気や老化の原因は活性酸素です。この活性酸素は呼吸でさえ発生するので、基本的には避けられないものです。いかにこの活性酸素を除去していけるかが、健康を維持する秘訣となります。水素は、活性酸素の中でも悪玉と呼ばれ、最強の障害をもたらすとされるヒドロキシラジカルを消去する働きがあります。しかも水素は、善玉と呼ばれる活性酸素に影響を及ぼすことなく、選択的にヒドロキシラジカルに作用します。活性酸素による酸化ストレスを避けるために、抗酸化作用のある食品や栄養素の摂取が薦められます。ビタミンCやビタミンE、ポリフェノールなど抗酸化作用のある栄養素として有名ですが、分子が大きくて、細胞内での取り込みが難しい側面があります。それらに比べ、水素は分子が小さく、細胞の隅々まで入って行きやすい特徴があります。抗酸化作用だけでなく、抗炎症作用やガンや心血管疾患や認知症など様々な病気に対して、広く改善する効果があることが本書では示されています。本書を読めば水素の効能の素晴らしさを知ることができますが、水素だけでなく、「栄養+水素」という組み合わせでのアプローチの重要性を伝えているところがポイントです。

ガンになったらに読みたい書籍7冊目

7冊目は、「希望のがん治療 – 大病院が教えてくれない最新治療の効果と受け方」です。本書は、標準治療と代替治療を併用した統合腫瘍治療を提唱される萬顕彰先生の書籍です。本書では、標準治療もしくは代替治療のどちらか一方だけに偏り、他方を全く拒否してしまうことの危険性を指摘しています。ステージ0やステージ1などの初期の段階では、標準治療を受けた場合の方が生存率が高く、著者自身も標準治療で治る範囲であれば、標準治療を受けることを推奨しています。また、この段階で標準治療を全て拒否し、代替療法のみで対処する危うさも訴えておられます。一方で、標準治療を受けても思うような結果が得られず、治療方法がなくなり、がん難民となるケースもあります。また標準治療は、吐き気や脱毛などの副作用が出たり、正常細胞の免疫力まで落としてしまうデメリットがあることも事実です。ガンが今でも怖い病気であるのは、標準治療だけでは救えない生命が少なくないことが挙げられます。それは年間のガン死亡率をみても明らかです。ですが、治療方法は、標準治療以外にも数多くの方法があることを本書では紹介しています。標準治療だけの限界を見極めつつ、それに加えて、免疫療法、遺伝子治療、水素吸引療法、温熱療法などのガン治療の武器となる治療法や検査を紹介している本書は、一読の価値があります。本書では、ガン治療は、ガンの免疫サイクルをいかに回すかという点を重視しています。ガンの免疫サイクルとは、免疫がガン細胞を見つけて、攻撃したり、排除したりして、ガンにならないようにする仕組みのことです。ガンになるとは、この免疫サイクルのどこかでトラブルが生じていることを意味します。単に治療法を紹介するだけでなく、それが免疫サイクルのどこにアプローチした治療法であるかを明確に示されている点も大変参考になります。著者が提唱されるように、標準治療と代替医療を併用して、互いのメリットを最大限に生かしたアプローチがあることを知ることは、今後多くのガン患者にとって大きな希望をもたらすのではないでしょうか。

以上、ガンになったら読みたい書籍 厳選7冊でした。今回の7冊だけでなく、紹介したい書籍はもっとたくさんあります。そのどれもが本屋の家庭の医学のコーナーに並ぶような普通に手に取れるものです。ガン関連の書籍は多く読んできましたが、正直なところ、あまり参考にならないものもありました。書籍はできるだけ多く読んでいただきたいです。ですが、時間的に余裕がなく、いますぐ決断を迫られている方々もいるかと思います。そんな方々に少しでも時間を節約していただけるように有益だと思われる書籍を厳選して紹介しました。この7冊だけが全てではありません。ぜひ色々とガンに関連する書籍を手にとってみてください。

ガンになったとき、人は様々な判断と選択を迫られます。そのとき、「知っているか、知っていないか」は、その人の今後の健康状態を左右します。知ることはある意味、怖いことです。しかしながら、知らないことはもっと怖いことです。ぜひ恐れずに、知ることから始めましょう。ガンで苦しむ方が少しでも減るように、健康的で楽しい毎日を送れることを願うばかりです。

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りゅう栄養大好き人間
栄養は最高です。最強です。栄養たっぷりの人生は楽しいことばかりです。これはマジです。特にオススメは分子栄養学。三石理論。趣味は健康自主管理。食事 / 健康 / 運動 / 映画 / 旅行 / 読書 などを通じて有益な情報を共有できたらと思います。